生まれてきてよかった

「沙希、今日私休暇とったから、夕食は私が作るわ」

朝食のお皿を洗っていると紐緒さんがそう伝えた。

休暇取るなんて珍しいな、紐緒さんが。

今日が何の日か知ってくれているんだ。

「今日は早く帰って来なさいよ」

「うん!分かった」



私は仕事が終わると、まっすぐに家へと帰った。

ドアを開けると、いい匂いがしてくる。

紐緒さんが食事を作ってくれているみたい。

うれしいな。

「ただいま!」

元気な声でそういうと、紐緒さんは

「おかえり、座ってテレビでも観てて」

そう返してきた。



「できたわよ」

そう言われ、ダイニングに移動した。

美味しそうな料理が並んでいる。

「さあ、食べるわよ」

「うん!いただきます!!」

食べてみた。

うん、とっても美味しい。

「紐緒さん、美味しいよ、ありがとう」

そう告げると、紐緒さんも食べ始めた。



食べ終わると、紐緒さんは食器を片付けて、冷蔵庫からケーキを取り出した。

「これ、手作り?嬉しいな」

紐緒さんが手作りでケーキを作ってくれた、とても嬉しい!

紐緒さんは切り分けた。

私は口にしてみると、甘さ抑え目でとても美味しかった。

「美味しいよ」

そういうと、紐緒さんは笑顔になった。

その笑顔を見て、私はとっても幸せな気持ちになった。



「沙希、これ・・・」

そういうと紐緒さんは小箱を取り出した。

そして私に差し出した。

「誕生日のプレゼントよ、おめでとう」

そう言った。

開けてみると、シルバーのリングがあった。

「紐緒さん・・・これ・・・」

「一緒に暮らしてるし、それに、その指輪、これとペアなのよ」

そう言うと、自分の手にはめてある、指輪を見せた。

ペアリングみたい、とても幸せな気分になる。

紐緒さんは小箱から指輪を取ると、私の左手の薬指にはめてくれた。

私はその指輪にそっとキスした。

そうしてると、紐緒さんが後ろから抱きしめてきた。

そっと耳元で

「沙希を抱きたい・・・」

と囁いた。



ベッドルームへ移動すると、紐緒さんに力強く抱きしめられた。

「私はね、いつも怖いの・・・」

そう紐緒さんが呟いた。

「沙希がいつか、誰か、他の人を好きになるんじゃないかって」

自信家の紐緒さんがそんなことを思っていたなんて、驚いた。

けど、肩を細かく震わせている紐緒さんを見てると、愛おしく思えて、安心させたくて、抱きしめ返して

「そんなことあるわけないよ、だって私は紐緒さんのことが大好きなんだから」

と囁いた。

そうして、私は紐緒さんにキスした。

そして舌を差し込む、紐緒さんの舌と絡み合わせた。

キスしながら、紐緒さんの服の上から、乳房を揉んだ。

吐息が荒くなっていく。

口を離すと、紐緒さんの口から喘ぎ声が出た。

そして、紐緒さんの上着を脱がせる、ブラもとる。

乳首はもう勃起していた。

指と舌で乳首を転がす。



紐緒さんは、さっきよりも激しく喘いだ。

紐緒さんは乳首が弱いの。

入念に転がした。



そして、手を下半身に伸ばした。

スカートの下に手を忍ばせる。

そしてパンティの上から、割れ目を触った。

紐緒さんの体がびくっと反応する。

敏感になっているようだ。

パンティもじっとりと湿ってきた。

私はスカートとパンティを脱がせた。

そうすると

「沙希も全部脱ぎなさいよ・・・ずるいわ・・・」

そう言われ、私も服を全部脱いだ。

そして裸のまま、紐緒さんに覆いかぶさった。

手で、クリトリスを刺激している。

紐緒さんは、激しく喘いだ。



「沙希、ちょっとそこまで、交代よ」

そう言われると、ベッドに横になった。

紐緒さんは、乳首を舐めてきた。

変な感覚が押し寄せる。

すぐに喘ぎ声が出ちゃう、紐緒さんを刺激しながら、私も感じていたみたい。

紐緒さんは下半身に手を伸ばすと、指を膣に挿入した。

「もうすごく濡れてるわよ・・・」

そういうと私と逆方向に寝っ転がって、クリトリスを舌で転がし始めた。

私も、負けじと、紐緒さんのクリトリスを舐めた。

もうそこはぷっくりと大きくなっていた。

膣に指を入れて、かき回した。

紐緒さんは、クリトリスを吸い込んだ。

ものすごく気持ちが良くて、より高い喘ぎ声が出ちゃう。

舌を膣に挿入した。

指でクリトリスを激しく擦った。

紐緒さんも夢中で私のクリトリスを刺激していた。



「紐緒さん、私、もう!ダメ!!」

私は紐緒さんの愛撫に、高揚感が高まり、絶頂が近いことを伝えた。

「い・いいわよ・・・一緒に・・・」

紐緒さんはクリトリスを甘噛みした。

私も紐緒さんのクリトリスを強めに摘んだ。

「ああ!いくーーーー!!!」

「くぁああああ!」

二人して、達した。



しばらくベッドで息を整えた。

すると紐緒さんはひっくり返って、私の顔の傍に自分の顔を持ってきた。

そして、触れるだけのキスをした。

そして、私を抱きしめると

「誕生日おめでとう、沙希が生まれてきてくれて、幸せよ・・・」

「うん・・・私も紐緒さんが生まれてきてくれて嬉しい・・・」

しばらく抱き合った。



そしてお互いにシャワーを浴びて寝た。

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